秋の土用と陰ヨガ
昨日久々に陰ヨガレッスンをやりました。
陰ヨガのルーツは中国の思想である「陰陽五行思想」にあります。
陰陽五行思想は、自然と調和した生活が心身の健康をもたらすとする考え方です。
忙しくアクティブな生活を続けていると"陽"のエネルギーが強くなり過ぎバランスが悪い状態になります。
陰ヨガは陽に傾いている心身のバランスを"陰"のエネルギーで整えくれるとされています。
陰陽五行思想では、自然界は木・火・土・金・水の5つの要素から成り立っていると考えます。
季節もこの5つの要素に当てはめて、春は「木」、夏は「火」、秋は「金」、冬は「水」、「土」は季節の変わり目である立春、立夏、立秋、立冬の前18日間に割り当てられました。
今は丁度「土」の季節、秋の土用の期間になります。
五行を身体に応用したものが「五臓」の考え方
五臓=5つの臓は5つの機能系に分けられます。
「木=肝、火=心、土=脾、金=肺、水=腎」という対応関係の上に成り立っています。
また、味を5つに分類したものを「五味」といいます。
木=春=酸味、火=夏=苦味、土=土用=甘味、金=秋=辛味、水=冬=塩味となっています。
陰ヨガは、筋肉を包む筋膜や関節の骨と骨をつなぐ靭帯、骨と筋肉をつなぐ腱などにはたらきかけていきます。
繊細な結合組織にはららきかけるので、一つのポーズにも時間をかけて丁寧に行っていく必要があります。
また、東洋医学の概念でもある気の流れ、経絡(エネルギーの通り道)にも働きかけることを目的にしています。
秋の土用は夏の疲れが出る時期、
図にもありますが、脾の経絡にアプローチをかける。
乾燥の季節、皮膚の水分コントロールは
肺の機能も影響してきます、呼吸をコントロールしているのが腎臓です。肺・腎の経絡にもアプローチをかけて行きましょう。
4つのポーズをやりました。
私も一緒にポーズをキープしていたので、陰が強まりリラックスできました。
この日の夜はぐっすり眠れました。
陰ヨガも偶にやって行こうと思います。
勿論、希望が有れば毎週時間枠をとってやりますのでお問合せページからご連絡下さい。
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